ヘリウム漏れ検査と回収の
トータルソリューションを提供致します。
株式会社ロジックスは、2003年にヘリウム漏れ検査装置を開発してから常に能力向上に努めています。製品の気密保証をするためにヘリウム利用のリークテストは最適の方法です。さらに2013年にヘリウム回収装置を送り出してから、新しく効率のよい装置開発に情熱を注ぎ込んでいます。
Reuse of Helium
希少価値の高いヘリウムを回収し、SDGsの理念を目標にして、再利用しましょう!
ヘリウムは限られた資源です。近年ヘリウムガスの価格上昇に伴いランニングコストの増加が目に付くようになってきました。漏れ検査装置の重要性に付け加えて、限られたヘリウム資源を消費量を抑えていかに再生して使うかが重要な課題です。
<ヘリウムの特徴>
●不活性 ●分子径が小さい ●熱伝導率が高い ●沸点が-269℃
Provide Products
ロジックスが提供する装置
ヘリウム(He)漏れ検査装置
- 10-7Pa・m3/secの微小漏れを検知可能です。
- ヘリウムの使用量を減らすために10~50%の混合ガスも利用できます。
- 自動搬送、OK/NGスタンプ、QRコード読み取り等の自動化対応します。
- 量産対応で1チャンバー2ケ入れ、マルチチャンバーに対応します。
- テストシーケンスを3段階で行い、大漏れ時のヘリウム汚染を防ぎます。
ヘリウム(He)回収装置
- ヘリウムの回収率は最大98%です。
- 圧力は0.1~4.9MPaまで対応します。
- ヘリウム濃度計は通常の素子式と高精度な超音波式を用意しています。
- 加圧・回収は低価格のシリンダー方式から高容量のコンプレッサータイプがあります。
- 既存の漏れ検査装置に回収装置の後付け追加も出来ます。
Test Object
ヘリウム(He)漏れ検査装置の検査対象ワーク
ロジックスのヘリウム漏れ検査装置は、下記のような検査ワークが対象可能です。お気軽にご相談ください。
自動車用熱交換器(エアコン、クーリング、エンジン)
エアコン関連 | コンデンサー エバポレーター コンプレッサー 配管 |
クーリング関連 | ラジエーター ヒーター |
エンジン関連 | インタークーラー EGR |
各種自動車部品および気密を要する一般部品
自動車関連 |
インジェクター インバーター ショックアブソーバー ホイール トルクコンバーター 燃料タンク ブレーキキャリパー リザーブタンク クランクケース 高圧バルブ 燃料電池ケース ウォーターポンプ |
ルームエアコン | コンデンサー エバポレーター コンプレッサー 配管 |
自動販売機 | コンデンサー エバポレーター コンプレッサー 配管 |
エコキュート | コンデンサー エバポレーター コンプレッサー 配管 |
その他 |
油空圧シリンダー 真空タンク 電池ケース 電子デバイス |
Case Studies
ヘリウム(He)漏れ検査装置の納入実績例
Case
01
リニア自動搬送と全自動化で、短いサイクルタイムでのヘリウム漏れ検査を実現
対象ワーク:自動車用エアコンコンデンサー
納入の背景
これまでは作業者が一回ごとにカプラーを装着してテストを行っていたため、サイクルタイムが長いことと、検査ミスがあった。
納入装置:真空チャンバー式ヘリウム漏れ検査装置
自動車エアコンの一部であるコンデンサーの微小漏れを検知する装置で、リニア搬送と自動カプラーの組み合わせで動く自動検知システムです。
仕様 | |
検出方法 | 真空チャンバー方式 |
ディテクター | アルバック(日) |
ヘリウム濃度 | 100% |
サイクルタイム | 27秒/ケ |
検知精度 | R134a 2g/年 |
検査圧 | 3.6MPa |
搬送 | リニア方式 |
カプラー | 全自動 |
NG | 自動排出 |
回収装置 | 付属 |
Case
02
限られたフロアスペースに、コンパクトサイズのヘリウム漏れ検査装置で生産性を確保
対象ワーク:自動車用エアコン用エバポレーター
納入の背景
これまでヘリウム漏れ検査装置は、真空ポンプチャンバー等でかなり大きなスペースを取っていたが、スペースが限られているため、生産量が上がっても増設は困難だった。
納入装置:真空チャンバー式ヘリウム漏れ検査装置
自動車用エアコンのエバポレーターを検査する装置で10%濃度のヘリウムを利用し、ランニングコストを極力抑えた検知システムです。
仕様 | |
検出方法 | 真空チャンバー方式 |
ディテクター | インフィコン(独) |
ヘリウム濃度 | 10% |
サイクルタイム | 23秒/ケ |
検知精度 | R134a 0.01cc/min |
検査圧 | 3.0/5.0MPa |
カプラー | 手動 |
ポカヨケ | あり |
Case
03
差圧式では計れない微小漏れを低コストのヘリウム漏れ検査装置で解決
対象ワーク:自動車用リザーブタンク
納入の背景
これまでは差圧方式で検査していたが、温度変化による誤判定が多かった。精度の高い装置が必要でしたが、設備費用をかけられなかった。
納入装置:真空チャンバー式ヘリウム漏れ検査装置
必要最低限の機能を残し、チャンバーを手動式にしたことで低コストを実現した装置です。
仕様 | |
検出方法 | 真空チャンバー方式 |
ディテクター | インフィコン(独) |
ヘリウム濃度 | 100% |
サイクルタイム | 60秒/ケ |
検知精度 | R134a 1cc/min |
検査圧 | 177kPa |
カプラー | 手動 |
Case Studies
ヘリウム(He)回収・加圧装置の納入実績例
Case
01
これまで捨てていたヘリウムを正確に濃度調整することで再利用して解決
納入装置:混合ヘリウムガス回収・加圧装置
リサイクルするヘリウムの混合ガスを高精度の濃度測定を行い、同じ濃度に戻して再利用できる装置です。
仕様 | |
条件 | 5~50% Helium混合ガス |
使用圧力 | 1MPa<P<5.0MPa |
回収率 | 95%以上 |
特徴 |
1. 高精度型He濃度測定機付 2. ハイブリッドシリンダー回収方式による低コスト化 3. 低圧コンプレッサー採用による低コスト化 4. He漏れ検査装置への後付け対応 5. 省スペース、省エネ、低騒音 |
Case
02
大気中に放出されるヘリウムを低価格の装置で再利用して解決
納入装置:100%ヘリウムガス回収・加圧装置
100%ヘリウムガスをハイブリッド型の改修加圧機構で再利用する装置です。
仕様 | |
条件 | 100% Helium |
使用圧力 | 0<P<1.0MPa |
回収率 | 90%以上 |
特徴 |
1. He濃度測定機付 2. シリンダー回収方式による低コスト化 3. シリンダーのサーボ駆動による低ランニングコスト 4. He漏れ検査装置への後付け対応 5. 省スペース、省エネ、低騒音 |
Flow
装置導入までの流れ
-
-
お問い合わせ
お問い合わせフォームまたはお電話でお問い合わせください。担当者から追って返事いたします。要望をヒアリングするための打ち合わせ日程を調整いたします。
-
-
要望のヒアリング
お客様の要望や条件、お困りのことをお聞かせください。担当者が条件に合った装置をご提案いたします。
-
-
詳細な検討
お客様の事情・背景に合わせた細かい仕様などを確認させていただきます。
-
-
最終仕様打合せ・お見積りの提出
細かい仕様を打合せさせていただき、お見積りを提出いたします。必要な場合、法規制のご説明などもさせていただきます。
-
-
ご発注・製作
正式にご発注頂いた後、装置製作いたします。
-
-
導入・調整
指定の場所に装置を納品いたします。導入後試験を行っていただき改善点があれば調整いたします。
-
-
アフターサービス
当社では装置に必要な各種部品も扱っておりますのでアフターメンテナンスも安心です。定期点検も行いますのでお気軽にご依頼ください!
ヘリウム(He)漏れ検査装置と回収装置導入でコスト削減、ヘリウムの供給不安に対し生産安定化をかなえます!
- 製品を安全に送り出すヘリウム漏れ検査装置を提案を致します。
課題や目的を掘り起こし、お客様のものづくりのサポートをさせていただきます。
- ご使用のヘリウム漏れ検査装置の容量、生産事情に合わせた回収機を提案致します。
・ヘリウム(He)濃度管理機能付き ・ヘリウム(He)回収能力に合わせた適切な圧縮駆動設計 (サーボ、油圧、コンプレッサー) ・省エネ、省スペース、低騒音
- 合理的な価格提案で設備投資費用対償却期間短縮致します。
日本技術+韓国制作で低価格、短納期、高品質な装置提供が可能です。
日本国内OEM者向け多数納入しております。
ヘリウム(He)購入費用が70%~80%削減したという喜びの声もいただきました。
詳しくはロジックスへお問い合わせください!